190E 2.3 の アッパーマウント交換

アッパーマウントのへたりが ハーシュや タイヤのバタつき感にどの様に影響しているかマウントのみ交換して
変化を調べてみる。通常ショックも同時に交換してしまうので どの部品のリペアが効果的か調べたかったのです。

格安で往年のベンツを購入して 何を交換したら 一番効率よく新車の味わいに近づけられるか?        
情報としても価値があると思ってやってみました。例によって 小作人の人たちを呼び寄せ 作業開始。

車は4.1万キロで 女性がおとなしく乗ってきたベンツ。エンジンマウントは3年前 に交換ずみ。
多少のアイドリングのぶれが伝わるので 有能な小作人の方がいるついでに交換してみました。
外そうとトライしましたがとても硬い。ううっ外れないのね


11年落ち 4.1万キロ走行のフロントストラット
アッパーマウント。手で持ち上げるとヒビが入って
いるのがわかる。ちなみに上の面が 下になる。

ショックを通す穴があるプレートは鉄 それ以外は
ゴムの固まりです。前後と左右にはゴムの量で
コンプライアンスが違います。

左右には動き難く(キャンバー)前後(ブレーキ)
には動きやすく設計されています。この凝った
ストラットマウント、エンジンマウント これが
往年のベンツの手の掛かり方 考えたぞの証。

でも最近のはリアショックみたいに単なるお饅頭
の形のゴムを挟んでいるだけなんですよね。
それであれだけハーシュを防ぎ雰囲気があるんだ
から 昔なりに頑張ってコストもかけてきたんだなぁ
と思います。
右が新品 左が11年モノ。

旧マウントは縮んでいるかと思いきや
わずか1mmだけ全高が低くなっている・
中央水平のプレートがシャーシの下にある。
上が下で逆さまに置いてあります。

画像上部の左右の耳の部分は 車の進行方向の
前後になって、この耳の部分と中央の水平
プレートとの距離が ブッシュの変化を図れないかと
思っていました。                    
実はこの耳はバネ側で普段は分かりません。

右の新品は耳の下とプレートの間のスキマに
薄いゴムが切れずに残っているので向こうが
見えません。febiのですがこんなもんでしょう。

車両についている状態で、最下部のプレートと鉄のプレート
のスキマの間隔が前後で違う場合がありまして、まず 
後部の方のスキマが小さくなっています。キャスター
がついていますので当然でしょう。           
時に鉄板とブッシュの間の距離が減りすぎて くっついてるのが
あります。この様な車は 相当ブッシュがへたっていると
思われます。一度調べてみませう。       

耳とプレートとの距離は 旧ブッシュが

後部 4.5mm 前部 5.2mm 

新品のブッシュは どちらも5.3mmでした。
測定の誤差を鑑みますと 全高の低下は
プレートの下部のブッシュが押されて 
全高が小さくなっていました。画像上部が重さで
縮んでいるからスキマも小さくなっていました。
耳の部分の拡大図

新品は耳の下の部分が綺麗に
抜けていないのが分かります。
後でカッターで切りました。

耳と耳の下の出っ張りのスキマを
動いて最後はスキマが無くなって
バンプラバーみたいに当たると
思われます。かなり仕事しています。

タイヤを伝わった 路面のギャップ等の
振動はショックのロッドを伝わりこの
アッパーマウントで受けます。この大きな
ゴムの固まりが衝撃を吸収するので?
ここのゴムの劣化は、乗り心地の悪化
に係わると思っていました。

以前 C26の足回りをフルにリペア
したときは タイヤ交換より遙かに
ブッシュの新品化が効果的だと感じ
ましたが、ロアアームも全て新品に
してしまったのでどれが貢献度が高い
のか分からなかったのです。

さて 結果は如何に?
ゴムの変化を調べてみる

外したショックをマウントして、横方向に
重さをかけてみます。それでゴムのしなりを
調べてみました。ゴムは古くなると硬くなる
でしょうか? それとも柔らかくガタが出て
傾きが大きくなるでしょうか?皆様 どう
思いますか?ある人は古くなるとゴムが硬く
なって(タイヤみたいなイメージ)乗り心地の
悪化をまねいていると想像していました。

私の想像では ゴムの剛性が低下して
ショックのロッドがブッシュ内で大きく動く
ことによって乗り心地が悪化すると想像
していました。 さて結果は?
古いマウント

上が6.6mm 下が2〜2.5mmくらい
新品のマウント

上が8.5mm 下が1.8〜2.0mm

結果的にゴムのしなやかさが
古くなって減退していました。

硬くなるが正解の様です。
私の想像は間違えていました。

全高が1mmくらい低くなるのも
軽年変化で縮んだのか、力がかかって
縮んだのか分かりませんが、
密度が上がって高度が上がったとも
言えます。

分かる方がいらっしゃいましたら
どうかお教えください。

いつもお世話になっている小作人の

 VR−4さん HPを是非ご覧下さい。

W124に乗る方の整備には大変役に立つHPです!
今回はエンジンマウントも交換して もらい ました。
VR−4さん製作の特殊工具を使わせてもらいました
が、相当硬く閉まっていて難航しました。

もしその工具が無ければ 左側はインマニを
外さないと上からは無理だと思われます。
3年前に交換したばかりのエンジンマウントですが
全高で1〜2mm小さくなっていまして、効果は
想像以上でした。音も小さい 滑らか 振動減。
エアコンのコンプレッサーのクラッチが入るときの
振動が激減。

エンジンマウント は消耗品。


 2万キロ 3年で効果が分かる

とここで勝手に言わせていただきます。
ひろせさん 4HP22さんにもお手伝いしてもらい
ました。



  マウント交換の報告

まず動きだしからスムースです。これはエンジンマウント
交換の効果もあると思われます。大きなギャップより
5mm〜1cmくらいの路面のざらつきや 数センチのギャップ
に落ちたときのタイヤのバタ付き感が数割減った感じが
します。古いタイヤを新品のタイヤに交換したくらいの
効果に近い と言えるでしょう。                
フルOHしたC26やダンさんの560SELの効果から想像
すると、ショック以外のバタ付き感では 1/3がアッパー
マウントが関係しているみたいです。残りの2/3は
ロアアームのブッシュ、ボールジョイントやエンジン
ミッションマウントが関与するかもしれません。

新車の乗り心地を如何にコストパフォーマンス良く
的確に整備すればいいか? 格安ベンツの魅力増大を
いつも考えてきました。ボディーのしっかりしている
ベンツのブッシュってやはり想像以上に大切な
パーツの様です。                    


フロントアッパーマウント 

新しい程いい。10年5万キロなら効果が明快に分かる
10年経てば貴方のマウント 古タイヤと同じ(笑)


    
ふ〜ん・・

最近のW210のスポーツラインとかに
乗せてもらうと ストローク感がかなり
抑えられているのが分かります・
素晴らしく良くできている。
鷹揚な上下動を楽しむより絶対的
頭の動きを抑えた乗り心地が疲労を
抑えてくれるみたいです     
またAMG等では210のストローク
が少ない部分 バンプラバーに当てて
ロールを制御している との話も
聞きました。ふわふわでありなが
らコーナーで踏ん張る それは
バンプラバーを積極的に使う?
ことによる設定なのでしょうか?


それに対してW124 190の時代のは
大きくストローク ロールも深め、そして
バネが柔らかいかと思いきや 以外に
ハーシュが強くて 人によってベンツって
乗り心地が悪いと感じるのではないで
しょうか?ガッチリ頼もしさは もしかして
硬めの設定のブッシュに依っているかも
しれません。となるとそのしなやかさが
減退したブッシュですと 普通の車に
対してのブッシュの硬さがより硬く
なって感じられ、それが 他の車みたい
に上手くブッシュが仕事をしていない
感じとして伝わるんだと思います。

フロントアッパーマウントだけの交換を
してやはりショックも交換したいです。

ショック交換の時はアッパーマウントも
交換が必須 であると思います。

慣れればアッパーマウントだけなら2人で
10分で交換できますが、アッパーだけ
交換する価値があるかと言えば
先の耳の下のスキマが前後でかなり
違っていたり プレートにくっついて
いたりすればアッパーだけ交換も
行う価値があるかもしれません。   


ブッシュはタイヤは新しい方が良い!


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